9/14/2016作成者リー・バイロン
1年以上のオープンソース化を経て、GraphQLを「テクニカルプレビュー」から外し、graphql.orgを再公開します。
Facebookにとって、GraphQLは新しいテクノロジーではありません。GraphQLは2012年からモバイルニュースフィードにデータを配信しています。それ以来、Facebookモバイル製品の大部分をサポートするように拡張され、その過程で進化してきました。
昨年初めに、初めてGraphQLについて公に話したとき、この技術についてもっと知りたいという圧倒的な要望がありました。それが、GraphQLを見直し、改善を行い、仕様を草案し、試すことができるリファレンス実装を作成し、GraphiQLなど、私たちのお気に入りのツールを新しいバージョンで構築するための内部プロジェクトを開始しました。私たちは迅速に動き、準備ができた部分から順次リリースしました。
Facebookのオープンソース哲学の一部は、本番環境で使用できる状態になったものだけをオープンソース化したいということです。Facebookでは何年も前からGraphQLを本番環境で使用していましたが、新たにリリースされた部分はまだ実績がないことを知っていました。フィードバックを期待していました。そこで、私たちはGraphQLを「テクニカルプレビュー」として慎重にリリースしました。
ちょうど1年前、GraphQLがオープンソース化され、「テクニカルプレビュー」の準備ができたことを正式に発表し、graphql.orgを公開しました。それ以来、GraphQLが多くの言語で実装され、他の企業にも採用されているのを見てきました。今日のエキサイティングなGitHub GraphQL APIの発表もその1つで、これはGraphQLを使用する最初の主要なパブリックAPIです。
GraphQLが現在多くの企業の本番環境で使用されているという事実を認識し、「テクニカルプレビュー」という名称を削除できることを嬉しく思います。GraphQLは本番環境に対応できるようになりました。
また、このウェブサイトgraphql.orgも、過去1年間に受けた最も一般的な質問に対応して、より明確で関連性の高いコンテンツに刷新しました。
GraphQLは、クライアント製品の開発者とサーバーサイドのエンジニアの両方にとって、どちらの環境で使用している言語に関係なく、データニーズを大幅に簡素化できると考えています。私たちは、GraphQLの改善を続け、成長を続けるコミュニティをサポートし、共に何が構築できるかを見ることを楽しみにしています。